2024年ですね!
そして元日からのあっという間の仕事始めです…
今年もぼちぼちブログを書いていこうと思うのでよろしくお願い致します。
年末に富士フィルムさんから開催された【第1回 首都圏乳腺エラストグラフィユーザー会 オンデマンド配信『ここが知りたい!乳腺超音波の基本とエラストグラフィの手技と活かし方』に参加させてもらいました。
無料の講習会って初心者向けな内容が多いイメージかもしれませんが、
えっ今の常識ってこんなん?て位ブラッシュアップしている事がよくあるので極力拝聴しています。
後輩さんに最初どの程度まで伝えていくかの、良い基準にもなりますしね。
今回タイトルに『乳腺超音波の基礎』と入っているだけあって、
エラストグラフィ以外の内容も沢山ありました。
個人的にとても勉強になったのは、
- カラードプラによる血流形態・分布による診断
- エラストグラフィROIの設定
- つくば弾性スコアとStrain Ratio (FLR) の使い分け
- スコア判定の注意(腫瘤の大きさや位置)
- 血流・硬さの組み合わせと悪性の頻度
- 浸潤癌と良性腫瘍の鑑別
- 非浸潤癌と乳腺症の鑑別
です。
エコー所見画像を沢山みられるのもありがたいですよね。
しかも美しい画像!やはり画像がキレイだと説得力がありますよね~
血流速度は、だいたい 3 ㎝/s 位で統一されていると思いますが
デプスはどの位で記録されているか?とか気になってしまいます。
拡大しすぎだと、かえってわかりづらい場合もあるんですよね…
まだまだ道のりは長いですが、いやむしろゴールなんてないですが
日々精進していきたいと思います。
今回書かせていただいた首都圏乳腺エラストグラフィユーザー会は、
第2回があるそうですよ。私も申し込みさせてもらいました。
富士フィルムさん(日立メディコさん時代)はエラストグラフィを開発されたからか、乳腺エコーの無料セミナーがいちばん多い印象があります。ありがたいですよね。
(超個人的意見ですが、富士フィルムさんの職人気質っぽいカラー大好きです。エコー機にも反映されている印象)
第1回は2月いっぱいまで配信されるようなので、まだの方は是非!
【免責事項】
本記事は、超音波検査士認定試験の学習・教育を目的として執筆しています。
医療上の診断・治療を代替するものではなく、記載内容の正確性や完全性を保証するものではありません。
実際の医療行為や健康状態に関する判断は、必ず医師や専門家にご相談ください。
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