【腹部画像研究会】初めて知った症例、耳福のひとときという話

勉強会・学会

腹部画像研究会に参加させていただきました。

11月は市原先生の講演(3回は拝聴しました)、12月はお休みだったので

画像を読影させてもらって考えるのはすごく久しぶりに感じます。

少し前にアップロードしていただいた動画を拝見したのですが

胆管細胞癌ぽいけど…ええなんか違うような…?

ということで 今回もそっと『発言できません』を提示させていただきました 恥

一方で指名された方々は華麗に読影をされていて

とても勉強になる!この時点で物凄い量のメモ書きになりました。

やはり造影超音波の読影スキルを上げたいなぁとも改めて感じました。

そして、市原先生の解説も素晴らしくて!ずーーーっと仰った内容を書いていました。

今回の症例はあまり報告がないそうで、稀少な症例を拝見できて本当に有難いです。

市原先生に参加者の先生・技師さんが質問される内容もレベルが高くて

初めて知ることばかりという自分の勉強不足さに呆れる反面

新しい知識に触れられてとても楽しくて、耳福のひと時でした。

勉強会中「既存血管が腫瘍の中に見えれば胆管細胞癌と思うの?転移癌でもあるんだけど」

と市原先生が仰っていて、そういえば数年前に超音波検査士の消化器領域を取得された技師さんが

「肝臓にできる腫瘍で血流があるのは?という問題が衝撃で今でも覚えている」

と教えて下さった事を思い出しました。

試験後勤務先の医師に聞くと、悪性リンパ腫も血流があると教えて下さったそうです。

試験問題のレベルはどんどん上がっていますよね。

今回は後半で、他施設さんから送られた肝臓の症例も読影するという時間もありました。

こんなの…けんしんエコーで遭遇したら…鑑別できない…

カテゴリーもどれが当てはまるのか?自分の未熟さを痛感です。

どのように考えて、どのような画像を記録すればいいかも勉強になりました。

先生方か経験された症例では、すごく大きな肝血管腫だった方がいらっしゃったそうですが

結局肝移植になってしまったそうです。

我々エコー技師もただスキャンするだけではなく、

前回と画像を対比してコメントを書かせてもらわないと!と改めて決意です。

今年第1回目の勉強会は74人参加されていました。

人数の多さに驚きましたが、

それだけこの研究会の人気と重要性が高いことを感じさせてくれます。

『今後は若手の方から読影をお願いするのはどうでしょう』と仰った市原先生の優しさ

先生…後光が射していらっしゃいます…

若手に機会を与えてくださるその姿勢が本当に素晴らしいと思いました。

来月は下半期総まとめだそうです。復習しないとですね!

毎回こうして勉強を続けていくことが、

より良い診断を下すためには不可欠だと痛感しています。

次回の研究会が楽しみです。引き続き学びを深めていきたいと思います。

今回もとても勉強になりました!!

おのこ

サイト運営者:おのこ

本サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

私は関東在住の臨床検査技師です。

超音波検査で全身スキャン出来るようになりたい!という気持ちから

・超音波検査士(消化器・表在・循環器・泌尿器・けんしん)

・血管診療技師

・JHRS認定心電図専門士

・乳がん検診精度管理中央機構認定技師

を取得しました。

このブログでは、主な業務の超音波検査や

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