お世話になっている医師が日超医の超音波専門医を受験されるとのこと
向上心を持って常に自己研鑽を重ねるその姿勢には本当に感服します。
私もその医師から多くを学び、刺激を受けてきたので
こうした新たな挑戦に対しても心から応援したいと思っています。
また、私が超音波検査士を取得していることをご存じなので
その医師から「スケッチどう描かれました? 見せてください」と声をかけていただきました。
正直、その瞬間、少し戸惑いがありました…
というのも、あの資格を取得したのがもう8年前のことなんですよね。
時が経つのは本当に早いなと実感します。
あの頃から今に至るまで、多くの経験を重ねてきましたが
当時の作成した資料をご覧いただくというのは恥ずかしいものがありますね。
その後、話は乳腺の悪性リンパ腫の話題に移りました。
先日その医師が乳腺悪性リンパ腫の症例に遭遇されたということです。
この話題については、昨年の日超医関東甲信越地方会で
佐久間先生が少しだけ触れられていたことを思い出します。
また、JABTSの企画で実際の乳腺悪性リンパ腫の超音波画像を拝見する機会がありました。
これらを見た後、なんとなく乳腺と甲状腺の悪性リンパ腫の超音波画像が似ていると感じました。
具体的には、両者とも「ぺたっと」した印象を受けるのです。
それで更に思い出したのは
以前甲状腺エコーの研修に 超有名施設さんへお伺いした際
『びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫とMALTリンパ腫は見え方が違うのよ。』と
教えてくださったことです。
びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫はぺたっとして見えると
JABTSの症例もぺたっとして見えたんですよね。
(病理診断は、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫 non-GCB type でした)
そして、以前市原先生が(確か日超医か腹部画像研究会の講習会で)
『悪性リンパ腫のサブタイプによって見え方が違う』と仰っていたことも思い出しました。
臓器は違っても、エコー所見は似ているのかなあと思ったりして…
たまたまかもしれませんし、逆にそんなの当たり前だよって思われるかもしれませんが
ただ、今まで素敵な先生や技師さんのおかげで得た知識が少しづつ積み重なって
ふとした時に繋がった時に勉強させて貰えた事に感謝と
エコー楽しい!もっと勉強したい!!という気持ちにさせてくれます。
ひとりよがりなところも多々ありますが
今年もこんな内容を書かせてもらえればなと思うので、よろしくお願いします。
コメント