お疲れ様です。
連休いかがお過ごしでしょうか。
私は今年受験や発表の予定がないので、3年振りにゆっくり過ごしています。
何もないとそれはそれで寂しいですが、こうやってゆっくりブログを書かせてもらう時間は幸せです。
去年はひたすら超音波検査士認定試験に向けて症例レポート作成&勉強をしていました…良い思い出です。
少し前になりますが、今年の試験日が発表されました。
職場の後輩も受験当日に向けて頑張っているようです。
ある日、その後輩から「受験までどのようにスケジュールを立てて取り組んでいましたか?」という質問がありました。
個々で違いはあるかと思いますが、1例として私のスケジュールを書かせていただきます。
~4月まで:症例をピックアップする
受験日発表までに提出する症例を集めておきます。
業務時、典型的な症例をスキャンさせていただいた際は即症例実績候補として記録させていただいています。記録したものが随分前のものだと、エコー機の解像度向上や自分の腕が上がった等で使えないこと多々ですが…それでも滅多にお目にかかれない症例に遭遇することもありますので。
そして症例数は必要な数の1.5倍は用意します。レポート作成中、これはスケッチがうまく描けないなあ…や、思っていた病理診断ではなかったなどでボツになる症例がそこそこあります。
5月指定日~7月指定日:オンライン申込を行う
症例が集まらないかも…という方には支払った受験料が返金されないそうなので少々リスキーですが、初受験時は入力に結構時間がかかるのでギリギリに申込されるのはおススメしません。
~6月末まで:書類提出
本当は6月中旬に提出できるといいかなあと。
手元に置いていると、もっと良い書類を提出したい!という気持ちでレポートを手直ししたくなるんですよね(笑)
なので誤字脱字を確認して、可能なら超音波検査士の先輩等にもチェックしてもらって、指導医等からサインをいただいたらすぐに送った方がいいと思っています。残った時間をすべて勉強に費やすことが出来ます。
ちなみに昔は『書類は早めに提出した方が良い。ギリギリだと目をつけられる(個人ではなく施設が)』と聞いたのですが、今はどうなのでしょうね?
~受験日当日まで:臨床領域の勉強
レポート作成時に色々調べるので、結構知識はついていると思います。
ですが油断は禁物で、こんな問題が…!というのはよくあることなので(前に『沢山の本を読んでも、その隅に書いてあるような内容が問題に出る』と聞いたことがあります)しっかり勉強しましょう。
3ヵ月前~当日まで:医用超音波基礎の勉強
これは私だけかもですが…
基礎は試験日よりかなり前から勉強を始めると、気持ちや記憶力がだれるんですよね…。
好きですが得意ではないので、飽きるとかでもないのですが。
なので、領域7:基礎3くらいの配分で試験勉強を行っていました。
勉強時間について
通勤時の約30分は写真にとっておいた問題をスマホで見て、
昼休みは30分以上、帰宅して2時間以上は勉強に充てていました。
休日は5~7時間位でしょうか。だいぶ語弊がありますが私は肌に馴染ませるというか、だらだら勉強する方が性に合うのでGWや夏休みもひたすら勉強していました。
(昔試験日が年明けだった頃、年末年始に海外旅行したら見事に落ちたという苦い経験があるので尚更です)
注:今年は学術集会でポイントと注意点を教えてくれる
先ほど『書類提出は6月中旬に』と書かせていただきましたが、今年の日超医学術集会で
こちらをお話してくださるそうです。
2~3年に1回は企画してくださいますよね。
オンデマンド配信は6月20日~予定なので、現地参加されない場合は内容を確認してから提出する方が良いのかな…とも思っています。
最初からこんなに計画的ではなかった
ちなみに最初からこんなに考えて行動していた訳ではありません 汗
初受験の時は試験実施の会告を見て、あ!試験受けよう!!と思い
指導医を探しながら(結局は紹介してもらった)症例を集めたので実質11ヵ月前から動き出しました。
書類は期限ギリギリ(指導医の先生となかなか会えなかったというのもありました)、試験勉強に充てられる時間は数か月という…
いま考えると本当無計画過ぎて恐ろしいです。サインして下さった先生のお力で合格できたと今でも思っています。
結局、消化器→循環器→体表と3回受験してやっと、この方法が私のベストだとわかりました。
私は周りから見ると『コツコツ勉強するタイプ』だそうです。なので、短期集中型の方には向いていないかもしれません。
自分の実力を最大限発揮できるスケジュールは、他の資格試験でも使えるので重宝します。是非みつけてみてくださいね!
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